インターネットで検索すると、世の中には『健康になるための』ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養素や、ハーブ等の薬効成分、その他酵素やホルモンの働きを促す成分の情報が本当にたくさん溢れています。
4年くらい前までは、これらが少し足りないがために、私の健康の歯車が少しずつ乱れているのだと思っていました。いくつかの部品(栄養素)さえ補えば、もっと元気になれるはず!何の栄養が足りないの?何をしたらいいの?と。
しかし、身体やエネルギー(ATP生産)のことを勉強していくうちに、
小さな部品が足りないから全体が回っていないのではなく、
全体が回っていない結果、小さな部品の産生や代謝が滞っているのでは?
と分かるようになってきました。原因があっての結果ではないか?と。
人間に必要な三大栄養素は、
①糖質
②タンパク質
③脂質
それぞれの最大の役割は、
①糖質…身体のエネルギー
②タンパク質…身体の材料、エネルギー
③脂質…身体の材料、エネルギー です。
まず、この大きな歯車がうまく回っていなければ。
つまり身体が充分なエネルギーを持ち、古くなったり傷ついたりした細胞や器官や臓器を、正しい材料で修復、作り替えができなければ。
いくらミネラルや鉄分を足してもちゃんと活用されない。
どころか、それを代謝したり排出したりする仕事を増やしてしまう。
そこにもまたエネルギーを消耗します。
それが、本当に腑に落ちたのは、勉強して実践して体感を重ねたつい最近のことです。